経験者が語るコロナ時代のプログラミングスクールの賢い選び方

学校

「プログラマーになりたいが、どうすればなれるの?」

「コロナ不況時代の就活にプログラマーってどう?」

「プログラミングスクールってどんなところ?」

このような疑問に答えるためにこの記事は書かれています。

自己紹介

初めまして。ゾウと申します。

経験者といっても現役エンジニアとかではありません。

発達障害の息子がいます。
大学在学中にプログラミングスクールに通い、この春、晴れて某IT企業にエンジニアの卵として新卒入社することになりました。
もちろんこの発達障害の息子の就活は簡単ではありませんでした。
2020年は新型コロナウイルスの影響で就活生のみなさまはもっと困難を極めているかもしれません。
しかし参考になると思いますので読んでいただければ幸いです。

また筆者も今後のスキルの向上や老後の足しになるのではと思い、2019年夏から2020年夏まで一年間通信制のプログラミング講座を受講してみました。
技術としてはとても使い物になるレベルではありませんが、その経験も重ねて書いていきたいと思います。

コロナ時代の就活状況の行方

さっさと本題に入れということになるでしょうが、やっぱりマクロ的環境から説明します。
この記事を読もうとしている方は、純粋にプログラミングを学びたいという人より、就職や転職を念頭に置いて読んでいると考えられますので、まずマクロ的な経済環境から説明します。

新型コロナウイルスの影響で就職市場はかなり冷えこんでいるようです。これはプログラミング言語を使うような業界にもその波は来ています。
これがいつまで続くかということですが、もっと恐慌に近い、いや本物の恐慌が来る可能性もあると覚悟を決めて就活や転職活動を考えなければならないでしょう。

1年程前なら、「この会社はブラックだからやめとこ」とか「この会社ホワイトで良心的だ」などという基準で会社を選択していた人も多いですが、それは景気がいい時の話で、今はそのようなことは言ってられないと考えてください。

企業側の方針も「とても新人を教育するだけの時間やお金はない、できれば経験者を人材として欲しい」というのが本音のようです。

プログラミングスクールは無意味?

大学の情報学部やコンピューター専門学校出身者ではないが「それでもこの業界に入りたい」という人の選択肢としてプログラミングスクールはどうでしょうか?
「プログラミングスクールは無意味だ」という人も中にはいます。
しかし、結論を言うとプログラミングそのものを体系的、実践的に教える機関はプログラミングスクール以外にはありません。
大学の情報学部やコンピューターの専門学校でも一部教えているようですがここまで専門化はされてません。
ですのでプログラミングスクールに入校することは手段としてとても有効です。

WEB系とSIerに就職は分かれる

就職先は大きく二つに分かれます。
WEB系とSIerです。
WEB系は自社開発で新しいWEBサービスを作る会社です。
プログラミング言語としてはRubyやPHPなどが主流になります。
SIerは企業のシステムを構築したり、提携先の企業に常駐したりします。
主な言語はJavaなどが主流になります。
WEB系はほとんどが首都圏に集中しています。
地方都市などで就職を考えるならばSIerを視野にいれなければならないでしょう。

プログラミングを習得しようとすればまず必要なのはメンター

「メンター」?まずここで耳慣れない言葉がでてきたかもしれません。
わかりやすく言えば家庭教師のようなものです。

プログラミングを独学で習得しようと考え書店に行ってみると様々な文法書や技術書が並んでいるのを目にします。
HTML・CSSなら独学でも大丈夫です。
じゃあ次はなんの言語を習得しよう、RubyかPHPか、またはJAVAか、しかしこのあたりから厳しくなってきます。
一つのコードの解釈やエラーでつまずいたりして壁に当たります。つまり先生が必要になってくるんです。
自分で調べ上げて答えを出すことも無理ではありませんが、一つの答えを出すのに独学だと丸一日掛かったりすることがあります。
ある現役エンジニアの意見では高校数Ⅰ、数Ⅱぐらいをやる難しさだそうです。
これが家庭教師(メンター)がいた場合、模範解答をくれますから10分の一ぐらいの時間で通過できるわけです。

メンターの関わり方の度合いとプログラミング習得率は比例する

そうするともっともプログラミング習得率が高い方法は、IT会社で先輩社員の指導のもと経験を積むことが最善策ということになります。
でもこれを言ってしまうと転職や就職を考えている人にとっては「いや、その方法が知りたいから、プログラミングスクールを検討してるんじゃないか!」
ということになりますので、これから様々なプログラミングスクールを紹介しながら説明していきたいと思います。
ただその前にプログラミングスクールを受講するにあたって費用の面というのは重大な問題ですよね。
私が検討したところおおまかに言って

メンターの関わり方の度合いが高い、またメンターの質が高いほど費用は高くなる

これは仕方がありません。その分人件費が掛かるわけですから。
中にはプログラミングスクール上がりの学生をそのままメンターとして雇っているという話も耳にしますが、このメンターが現役のエンジニアかどうかというところは大事な検討材料です。
一部のフリーランスエンジニアの意見によると、メンターの仕事は時給換算するととても割に合わないので依頼が来ても断っているということを言う人もいました。会社に直雇用されているエンジニアとフリーランスでは何倍も時給が違うのでそれは仕方ないでしょう。
繰り返しますが、とにかくメンターの質を検討する上で重要なのが現役のエンジニアかどうかという点です。

新卒の場合どのようなスクール選びが有効なのか?

この記事をここまで読んでくれた方にはこれから就活をする大学生等もいらっしゃると思います。
しかしこれまでの説明を読むと費用が高い実践型の通学スクールがいいのはわかるが学生は費用の心配があるかもしれませんね。
でも新卒の場合そこまで心配することはありません。
だいたいのプログラミングスクールのカリキュラムの中で最後の課題として成果物を作るというのがあります。でもこれは既卒・転職の場合であって新卒の場合そこまでたどり着かなくても大丈夫です。ですので費用を抑えることが可能です。

新卒の採用の場合、企業が学生のどこを見るかというとポテンシャルなのです。
私が息子の就活(新卒)を通して見たところだいたいこのような基準があるのではないかと思いました。

  • 高卒はまず不可、専門卒以上
    これは入社後プログラミング言語を勉強するうえで平均以下の学力、知性では習得することが難しいと判断されている。
  • コミュニケーション能力
    この能力はどの会社でも必要とされているが、特にこの業界はそれが苦手なタイプの学生が応募してくるためそれは採用したくない。
  • プログラミングに対する熱意、興味関心の高さ
    必ずしも採用する学生は理系である必要はなく、文系でも採用される。要はやる気の問題。

以上のことから新卒の場合、比較的費用の安いオンライン型スクールを受講しても就活には問題がないと思います。

転職の場合スクール選びはどうするか

転職を意識したスクールの場合、最終的に企業に応募、面接と進んで行くわけですが、ほとんどのスクールの方針として成果物(ポートフォリオ)を面接時に提出することを最終目標としています。

この時提出する成果物に関して、ここ最近は採用担当の面接官もコピペで作ったような成果物はもうコードを見ただけでわかってしまい、評価の対象にはならないようです。同じようなコピペされた成果物よりも、いかに苦しんでコードを書いたかわかるような成果物の方が評価が高まります。
ですのでなるべく独自性の強い成果物を作るべく指導してもらえるスクールを選んだ方がいいでしょう。

スクールには大きく分けて2種類
  • 通学型スクール

現状では大都市圏にしかなく、しかも7割は関東圏に集中しているようです。
オンライン型より費用は高くなります。
どうしてもコロナの影響でオンライン型を選択したくなりますが、上記の通り、躓いたところでいかにメンターに相談できるかが習得の重要な鍵になりますので、金銭面に余裕のある人はできる限り通学型を選択した方が良いと思います。
その際、「一斉授業型」よりなるべく「個別指導型」のスクールを選択した方がいいでしょう。やはり個別指導の方がメンターとの関わり方が深くなります。
デメリットとしては、短期集中型の講座を選択した際、前職を辞めてということになると、このコロナ不況下で就職が決まらない場合食いっぱぐれる恐れがあることでしょうか。

DMMWEBCANP

受講者満足度90%以上のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
大手WEB企業DMMグループのプログラミングスクールです。
このDMMWEBCANPの最大の特徴は教育訓練給付金の対象講座に認定されていることです。給付金の受給条件はその地域の職業安定所によって違うようなので確認してみてはいかがでしょうか。
>>転職コース専門技術講座が経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定され、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されました。
条件を満たすことで支払った教育訓練経費の最大70%が教育訓練給付金として支給されます。
(支給限度額:560,000円) 詳細はこちら >

日本プログラミングスクール

これは私の息子が通った名古屋のプログラミングスクールです。
千葉県の舟橋市にも本校があります。
1998年創業とプログラミングスクールとしては老舗のスクールで、他ではあまり見ないC言語の講座があるのが特徴です。
http://www.uni-tech.co.jp/area/nps/index.html

  • オンライン型スクール

地方在住の方、もしくは時間的に通学が難しく、金銭的にも通学型より抑えたい方はこちらになります。
現在のコロナ不況下では、今の仕事をしながら、長期戦を見込んで受講するという戦略を考えた場合、オンライン型の方が好都合かもしれません。その場合、受講期間が長いもしくは制限なしというスクールもあるので、そのことも視野に入れて選択しましょう。
スクールによっては、オンラインでも無制限に質問できるとうたっているスクールもありますが、通学型より質問しづらいのは間違いありません。
コロナの影響で通学とオンライン併用型のスクールも増えているようです。

テックアカデミー

TechAcademy [テックアカデミー]

このテックアカデミーは早い段階からオンラインに特化していて
おそらくオンライン教育のノウハウが一番充実しているのではないでしょうか。
オリジナルアプリやオリジナルサービスの開発もサポートしてくれそうです。
学べるコースや言語も一番豊富なようですが就職ということを念頭に置くならば、就職に直結しやすいコースを選択すべきだと思います。
まずコース選択前にキャリアカウンセリングを受けることをお勧めします。

スキルハックス

業界最安値のプログラミングスクール|SkillHacks(スキルハックス)

このスキルハックスの特徴はなんといっても代表である迫祐樹氏の知名度でしょう。
高校からプログラミングを初め大学在学中には十分稼ぐだけの能力があり、「大卒の資格すら意味なし」と大学中退して起業したあたりはビルゲイツを彷彿させるものがあります。
独自性の高いカリキュラムと料金が格安なので、大学生にはもってこいのスクールだと思います。

CodeCamp

現役エンジニアのオンライン家庭教師CodeCamp
オンラインのスクールの中では料金設定は高めですが、その分オンライン家庭教師と言ってもいいぐらい密着したサービスを受けることが可能なようです。
このコードキャンプは自分のメンターを指名できますのでメンターとの相性が気になる方にもお勧めです。
就職サポートも通学型スクール並の充実度があるようです。

ポテパンキャンプ

本気でRailsエンジニアになるなら!転職特化型Ruby実践研修【ポテパンキャンプ】
このポテパンキャンプの最大の特徴は、グループの中に「ポテパンフリーランス」というフリーランスの案件を紹介する会社があるのと「ポテパンキャリア」という技術職専門の転職紹介会社があることでしょう。
東京近郊の自社開発企業の求人情報を多数抱えていて、そちらの情報をかなり持っているようです。
スクールの内容も厳しめで、その分頑張れば就職に直結しやすいのではないでしょうか。

<<授業料返金が可能なスクールもあり>>

金銭的に厳しい方はこのパターンもあることを知っておいてください。
これは受講者がスクールと提携している企業に就職が決まると企業からスクールに100万円前後キャッシュバックが支払われ、そこから就職する受講者に受講料が一部もしくは全額返金されるという仕組みです。
これを狙ってここ数年プログラミングスクールが濫立したようですが、現在はコロナの影響で相当優秀でなければ厳しいかもしれません。
返金型を狙うよりは、スクールで学んだことを就活時に売りとして自分から売り込みをかけた方が就職は決まりやすいかもしれません。

スクールで学べることはあくまでも序章の部分、現場経験から培った知識に到底及ばない

コロナ過の現状では、スクールを出たからと言って簡単に就職が決まるほど残念ながら甘くはありません。
重要なのはエンジニアになって手に職をつけるんだという強い熱意とそれに見合った努力です。
プログラミング技術自体は就職してからが本番です。
ぜひ頑張ってください。

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